初期伊万里染付唐花文小皿 江戸時代・17世紀 径14.3cm 高2.5cm 売約済み 鍔縁には細い筆致でハート繋文を巡らせている。見込みには、図案化された唐花の文様が大胆に配され、その意匠は異国情緒をも感じさせる。わずかに青みを帯びた素地に、美しい発色の藍が映え、小品ながらも、洗練された魅力を持つ見事な佳品。裏面は、口縁近くに圏線が引かれ、薄く削られた高台脇に陶工の指跡が残る。原色「日本の名陶」雄山閣 今泉 元佑 著 227頁 56番 所載